<< たのしかったなり | main | 誰がどう言おうと更新です! >>

好きシーンで創作30題02、口付けを落とす

0
    02口づけを落とす
    を更新です。

    11月22日なのでせめてと思い悪あがき。
    一場面程度ですが楽しんでいただければ幸い。
    未だ書ききれないままのお話に入れる予定で
    変えたりした部分入れました。(アップ予定のものと似た場面はあるけど色々違います)
    時間軸等はあまり気にせず、軽い気持ちでお読みください。

    ちょいと危ない大人びているのでR15くらいの気持ちで。
    覚悟してくだされい。まあ短いですが。

    何行か加筆&一部修正しました(11/26)


    01 髪を梳く(Pleasure,Treasure。1→12→5)
    02 口付けを落とす(sinful relations。青×沙矢)
    03 指を絡ませる(fall in down)
    04 傷の舐め合い
    05 背中合わせ(12の続き。Pleasure,Treasure)
    06 暴露(紘也×李子3)
    07 頬に触れる
    08 秘められた関係(総一朗×まどか)
    09 庇う
    10 追い詰める(13の続き。sinful relations)
    11 生む(紘也×李子5)
    12 後ろから抱き締める(5の続き。Pleasure,Treasure)
    13 手を伸ばす(sinful relations)
    14 ──越しに触れる(ガラス越し、格子越しなど)
    15 撃ち抜く(紘也×李子2)
    16 共犯、共謀(紘也×李子)
    17 前世からの付き合い
    18 サイン (Eden)
    19 抱き合う
    20 シーツにくるまる(Pleasure,Treasure)
    21 殺す
    22 ラインを辿る
    23 騙す
    24 忠誠を誓う
    25 腕を組む (sinful relations)
    26 告白  
    27 許す
    28 寄り添う(紘也×李子4)
    29 押し倒す(10の続き。sinful relations)
    30 終幕
    ほっぺたが熱い。
    眼前にある端正な容貌に、目まいがした。
    彼のせいというよりこの状況自体にかもしれない。
    一瞬で離れた唇をぺろりと舐めて、意味深な眼差しを向ける
    彼に、心臓が暴走してしまう。
    「ふ……っ!?」
    「タイミングおかしいな」
    「……だって反応する余裕が」
    両手で頬を押さえたら、平熱のはずなのに火照って熱かった。
    ちら、と彼を見上げたら、まだ何か言いたそうだ。
    「駄目だな。見ていると齧りつきたくなる」
    「は?」
    この人は、吸血鬼か何かだっただろうか。
    口を開けたら鋭い牙があって喉にそのままがぶりといかれそう。
    というより、確実にがぶっとされようとしていた。
    握りしめられた手が、持ち上げられて口づけられ、
    指ごとぱくりと口の中に消えた。
    「まずは前菜」
    「ちょ、ちょっ……」
    歯が当てられ微妙な力加減で噛まれていた。
    変な声が出ないように堪えていたら、目元が潤んでくる。
    腕を撫でられ、同じように舌でなぞられて、びくりとした。
    胸で手を組むと、高鳴る鼓動を感じた。
    (……青)
    自らの唇を湿らせて、腕で拭う。
    ここが車の中だというのを一瞬忘れてしまいそうになる。
    「そこも熟れて美味しそうだ」
    ぺろり。目元を舐められて、頬に唇を寄せられた。
    顔や首筋至る所に、所有の証は刻まれる。
    「そんなに主張しなくても私は青の物よ」
    首をかしげて見つめたら、首元に顔をうずめていた彼が、顔を上向けた。
    嬉しいけど、車内は狭くて、これ以上求めることはできない。
    嫌だから拒むわけじゃない。自由に愛し合いたいからだ。
    「ああ……そうだな。まったく愛らしいことを」
    切羽詰まったような声。
    倒されたレザーシートの上で、半ば覆いかぶさっている彼は距離が近い。
    頬に手を伸ばし、横から髪に触れるとさらさらとしていた。
    息をつく音、そして微笑み。
    「俺が欲しいのに、ここじゃ気分が乗らないんだろ。
    その気のないお前を無理矢理抱くつもりなんてない。
    だから……愛し合える場所へ行こう」
    傲慢とさえいえる言葉に、気が高ぶる。
    ちゃんと気づいてくれた。
    ぎゅっと抱きついて、首に腕を回す。
    照れもあるけど、伝えなきゃ。
    「うん。ちゃんと抱いてね」
    「お前が心ゆくまで抱いてやるよ」
    ぼっと頬が、熱くなった。
    自分で伝えた時より青からの返事の方が、何倍もドキドキした。
    「でも変。指痛くなかったの」
    「素直に感じたって言え」
    「ばっ……違う!……って耳やめてー」
    「ドキドキを持続させたいんだろ」
    (どこからその確信が!?)



    部屋に着いた途端、青の思うツボにハマってしまったのは、
    ずっと甘いいたずらを仕掛けられていたせいで私のせいじゃない。
    「……愛してる」
    唇の中に溶けた言葉に、また涙が落ちる。
    胸に、彼を抱きしめながら、淡い眠りの中に落ちていった。












    ++++++++++++++++++++++++++

    ああ、本当にすみません!
    暴走してしまいました。
    口づけを落とすのは、唇だけに限らないということで。

    『食む』
    表現変えているだけで、普段から食んでいると思いますよ。
    *****************************
    posted by: 雛瀬智美(麻弥) | お題(好きシーンで創作30題) | 23:47 | - | - |

    スポンサーサイト

    0
      posted by: スポンサードリンク | - | 23:47 | - | - |