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    愚痴について
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      こぼそうと思ったら止まらなくなるかもしれません。
      ただ、こぼす気力が削がれているとだけ(おい)
      そんな自分が真っ黒でどうしようと思います。


      ちょっと滾りを形にしてみました。
      sinful relations第一話のif妄想です。
      「もしも」ネタ。
      青の心理状況はまんまじゃないかとは思います。
      苗字のことに関して。
      彼は、自分の名を告げる時、少し苦々しそうだった。

      正直、どうしてそこまで苗字が言いづらそうなのかは
      わからなかったけれど、私はとても素敵だと思ったから、
      苗字を呼んだ。下の名前なんて言えるはずもなかったし。
      「……藤城さん」
      「次にもし会えたら、下の名前で呼んでくれ」
      心臓が高鳴る。奇跡は二度も起きるのだろうか?
      今日も彼に会えたのは、私が忘れ物をとりに戻ったためだ。
      期待せず、夢を見ていればいいというの。
      彼が、背中を向けて去ろうとしている。
      答えなければ。
      「……約束するわ」
      伸ばした手が空を切る。
      煙草の香りが、ほんの少し漂う。
      車の中で、紫煙を吹かしていた彼を思い出す。
      この部屋では吸いたそうな素振りさえ見せなかったことを思えば、
      決して自分本位な人間ではないのだろう。
      藤城青と名乗った魅惑的な男性は。


      周到に用意していた物で、ひどく慣れていることを知る。
      彼が過ごしてきた夜に、私は思い出として残れたのかな。
      むせ返るような熱がこもった部屋で、
      猫のように体を丸める。

      身体を抱かれるだけじゃなくて心ごと愛されてみたい。そう思った。
      | オリジナル(raison detre) | 00:34 | - | - |
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